【秀吉の朝鮮出兵】文禄・慶長の役にまつわる歴史小説

北条家を討伐し天下統一を果たした秀吉が次に着手したのが「唐入り」と呼ばれた明への侵攻だった。

明への侵攻の足掛かりとして李氏朝鮮に対して服属を求めたが拒否され朝鮮半島へ出兵する事となった。

ここまでは、なんとなく知っていましたが、文禄・慶長の役に関する作品を読み「如何に悲惨な戦争だったのか」という事や明(中国)、や朝鮮との文化の違いを感じることができました。

また、現代でも中国、ロシア、アメリカなどの大国の思惑の中で苦悩する朝鮮の立場がこの時代からも垣間見えます。

 

 

◇ 黒南風の海 「文禄・慶長の役」異聞

伊藤 潤 著

加藤清正の配下だったものの、朝鮮に降ってその後は女真族討伐などで活躍したとされる沙也可(さやか)を取り上げた作品です。資料が少なく未だに出自が明確になっていいないようですが、著者の推測から生まれた「佐屋嘉兵衛(さやかへえ)」という人物が主人公になっています。

決して気持ちの良い物語ではありませんでしたが、時代や国の違いによる文化や価値観を垣間見ることができ感性を刺激され考えさせられました。

この当時、日本は朝鮮を侵略しましたし、欧米諸国も世界中を侵略していました。侵略による様々な破壊が行われました。

この現代でもまだ領土欲、侵略と拡大を続けている国が近くに存在します。「侵略を受けるとどうなってしまうのか。」そんな事も考えさせられる作品でした。

 

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黒田長政 関ヶ原で家康に勝利をもたらした勇将

近衛 龍春 著

軍師として、智将として誰もが知る黒田官兵衛の嫡男長政。勇将として知られるが最大の功績とされる関ヶ原の活躍は、槍働きではなく父官兵衛を彷彿とさせる調略によるものだった。

 そんな長政も官兵衛から家督を継いだ後の文禄・慶長の役に数千の兵を率いて出兵している。関ヶ原の合戦への伏線として加藤清正を代表する武官と石田三成を代表する文官の対立が文禄・慶長の役の出兵で大きな溝を作っていく事になる。

 

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