明治維新の頃を題材にした歴史小説
◇ 商人を題材にした作品
◆ 豪商伝 薩摩・指宿の太平次
南原 幹雄 著
明治維新の原動力となった薩摩藩。その軍事力の資金源は密貿易によるものでした。密貿易を支えたのは指宿の御用商人、「ヤマキ」八代目濱崎太平次でした。北は北海道、南は沖縄に支店を持ち全国的に交易をおこなっていました。
私自身、この方をこの本を読むまで知りませんでしたが、もっと歴史上の人物として取り上げられるべき重要な人物だったと思いました。
薩摩藩の財政を立て直し、明治維新を経済的に支えた太平次の物語です。
登場人物
西郷 隆盛、島津 斉彬、島津 斉興、銭屋 五兵衛、木谷 藤右衛門
◇ 外国人を題材にした作品
◆ 日本競馬を創った男 エドウィン・ダンの生涯
赤木 駿介 著
急速に近代化を図る明治政府。その一環として農業・畜産・酪農の分野でもお雇い外国人として多数の技術者を集めました。その一人を題材にした小説です。明治初期の北海道や農業の状況が垣間見える作品になっています。
登場人物
黒田清隆、ウィリアム・スミス・クラーク、ホ―レス・ケプロン、トーマス・ライト・ブラキストン、ルイス・ベーマー
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